FXチャート分析~ロウソク足本体"と"ひげ"のしくみ~
★FXチャート分析~ロウソク足本体"と"ひげ"のしくみ~
■ロウソク足の基本
今回は、ロウソク足チャートの使い方についての解説です。
全3回の記事の中で、基礎知識~具体的な応用分析テクニックまで紹介したいと思います。
ロウソク足は、時間設定の違うチャートを複数表示して同時に監視することで、為替相場の微妙な変化をシビアに捉えることができるという優れた機能です。
1本のロウソク足が1分間の1分足、1本が1時間の1時間足、1本が1日の日足といったように、時間設定を切り替えて描画することができます。
時間設定を切り替えることでチャートの形状も全く変わってきます。
ロウソク足は、始値、終値、高値、安値を"ロウソク"と"ひげ"で表し、本体のロウソクは、始値から終値が上昇方向に変動したものを陽線といい、下落方向に変動したものを陰線と呼びます。
■ロウソク足の"長いひげ"が示すものとは?
ロウソク足チャート上、稀に現れる"長いひげ"。
この長ひげは、市場参加者の「そろそろ買いたい(売りたい)」という気持ちの現れです。
ひげが長いほど、反転の勢いが強いことを示しています。
■長ひげはどこで出現しやすい?=長ひげが出るとどうなる?
高値圏、安値圏に現れる長ひげは、トレンド転換もしくはトレンドが止まる合図を示していることが多いです。
相場は、高くなるほど、もしくは安くなるほどに、トレンドが反転する動きに対して敏感に反応します。
ポジションを持った人が、はしごを外されるのを恐れているからです。
例えば、高値を突破している最中に、急に売り込まれて上ひげが発生すると、売り勢力がそろそろオーダーを出し始めている証拠。
こういう動きが連発し出すと、高値で取り残されるのを恐れた買いポジ勢が売り手仕舞いを始めて、値崩れが起きるわけです。
■大陽線と大陰線が示すものとは?
相場の流れの中で、稀に長い陽線や陰線が現れることがあります。
この長いロウソク足が現れたら、相場の節目になることがあるので要注意です。
例えば、これまでの調整を、一気に巻き返すような勢いで急騰していく"押し目買い"のような場面。
このような場面では、最高値を超えて、さらなる高値を目指して変動するパターンを多く見かけてきました。
押し目買いの局面では、売りのポジションを建てたトレーダーの買戻しと、勢いに乗ろうとして参入してくる新規買い勢の両方が、一気に「買い」となるので、長い陽線が出現することになります。
戻し売りの場合も、しくみは同じです。
こういう大きなロウソク足が現れた時は、これまでの動きから変化していくタイミングだと認識してみるといいでしょう。
次の記事では、ロウソク足チャートを使った過去の値動きから将来の値動きを読む方法を紹介しています。
よろしければ、ぜひ参考にしてみてください。
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