★FXの環境認識その1~あらゆる分析の根底となる考え~
★FXの環境認識その1~あらゆる分析の根底となる考え~
■FXは環境認識が分かれば勝てるようになる
「トレードの勝率が安定しない……」
「テクニカル分析が勝てない……」
「書籍やネットに書いてある通りにトレードをやっても、結局勝てない……」
これは、トレードを始めて、最初の頃にぶつかる大きな壁です。
トレードでこういう悩みを抱えている人は、"環境認識"の知識を習得すれば、トレード成績を改善できるかもしれません。
■環境認識とは?
環境認識とは、市場心理の変化を分析して、優位性を見つけ出す方法のことをいいます。
例えば、今の市場は、"不安感"に支配されているのか?それとも"買い安心感"に支配されているのか?
このような市場心理を、材料や値ごろ感(長い期間に渡って大分売られたので、そろそろ反発が来やすいだろうという感覚)を基に当てていきます。
環境認識が当たるようになれば、レートが戻ってくることを前提として、先回りして押し目を買い下がることができるようになります。
また、トレンドが出やすい環境だということが分かれば、ブレイクするタイミングを絞れるので、レンジブレイクの勝率を上げることもできるでしょう。
環境認識ができれば、場面に応じた手法を用いて高い勝率を叩き出せるようになるわけです。
■材料が市場心理を変化させる
材料というのは、相場に影響を与える"情報や出来事"のことです。
為替の環境認識では、国内から国際まで広範囲の情報までアンテナを張り、材料を集めて相場の動向を判断します。
例えば、アメリカの金利政策がこれまでとは変わるという噂が広まれば、為替相場にもその影響が現れます。
材料によって揺さぶられた市場参加者の心は、やがて"期待"あるいは"不安"に支配され、市場での取引が活発になり、ボラが拡大していくでしょう。
影響力の大きな材料になると、為替が大きく動くきっかけになるのです。
為替の環境認識では、そういった重要な材料に注目して、今後値動きがどうなっていくのかを分析します。
■値ごろ感も市場心理を動かす重要な要素
新値の更新が止まることで、買いやすい、あるいは、売りやすい相場というものがあります。
例えば、通貨ペアがとことん下落すると割安感が出ます。
割安になると、長期ポジショントレーダーを含め、多くの市場参加者がその通貨ペアを買いやすくなります。
逆に、高値を更新しまくり、あきらかな高値になってくると高値警戒感というものが生まれてきます。
高値更新が頭打ちになると、ちょっとした悪材料でもシビアに反応して調整を始めるため、新規売りとそろそろ売りが出てくるでしょう。
こういった値ごろ感でも、市場心理が「売りから買い」、もしくは「買いから売り」へと変化しやすいので注視していく必要があります。
このような材料や値ごろ感がもたらす人間心理の変化は、為替相場に大きなインパクトを与えます。
環境認識は、そのような、相場を支配している人間心理の変化を読み解いていくという分析方法です。
さて、続いての記事は、為替レートが動く理由についての解説をしています。
為替変動を起こす詳しい要因を知っておきましょう。
FXの環境認識その2~為替が動く要因は資本移動~へ
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