★ギャン理論"28の運用ルール"~為替ヘッジのやり方~
★ギャン理論"28の運用ルール"~為替ヘッジのやり方~
■ギャン理論"28の運用ルール解説第4回目
ギャン理論の解説は、今回でとりあえず最後となります。
この記事では、28の運用ルールの続きと、当時のギャンが否定していた両建て(ヘッジ)のやり方について、少し触れてみました。
22【ヘッジはやらない(両建て)】
ギャンは両建て取引を禁止にしていました。
両建てをするぐらいなら損失を確定して、ポジションをスクエアにして様子を見なさいという教えです。
果たして両建ては、本当に使えない手法なのでしょうか?後半に解説があります。
23【根拠と売買ルールに従う】
根拠というのはシナリオの事。
ギャンは相場のシナリオと売買ルールに従って取引をしろと教えています。
根拠の無い売買は、過剰取引につながるので危険です。
24【利食い後の売買は控える】
利食い後、すぐに取引をするのを禁止しています。
特に利食い後のドテンは、損失になることが多いので注意が必要です。
25【天底を予想しない】
天底を予想しても当たらない。
これは現代の相場でも言えることですが、天底は神のみぞ知ると考えて予想をしないことです。
予想をして取引をすると単純にトレンドに対しての逆張りになってしまいます。
26【他人の不確かな助言に乗っからない】
トレードにおいて、他人のアドバイスほどあてにならないものはありません。
自分が考えたシナリオと、売買ルールのみに従えという教えです。
その方が外しても恨みが残りません。
27【損切後の取引量は減らす】
損切りになるということは、読みが外れているということ。
取引ロット数を減らして、慎重に売買をしなさいという教えです。
28【取引ルールを厳守する】
大事なことだと分っていても意外に出来ないことですね。
ギャンは、自分が決めた取引ルールを守る重要性を説いています。
★FXにおける両建て取引のやり方
ギャンは、投資における両建て(ヘッジ)を禁止しています。
両建てをするのであれば、ポジションを一旦決済して、様子を見るべきだという考えなのでしょう。
本来ヘッジの役割というのは、企業が為替リスクを考慮して建てるものです。
では、FXの両建てはどうなのでしょうか?
FXの場合は、企業の為替取引とは全然違った意味があります。
単純に使い方といえば、利益が乗ったポジションを同一銘柄の両建てで挟み、決済を翌年以降に持ち越すようなやり方。
決済が翌年になるとその分の所得税を来年に持ち越すことができますので、大きな金額で取引をしている人の中には、そのように両建てを使っているケースもあるようです。
もう一つは、トレンドフォローにおける両建て。
例えば、上昇トレンドでの取引。
勢いの強い上昇だとしても、押し目をつけながら上がっていくものです。
ある程度のポイントで両建てして利益を挟み、利益が乗った買いポジションを置いたまま、売りポジションを決済。再び上がると再度売りポジションを建てて下がると決済。
これを繰り返すやり方。
一番まずいのは、損切り代わりの両建てでしょうか。
損失を確定したくないから両建てでしのぐやり方。
これはあまりお勧めできません。不利なポジションを残したままになるので。
これは憶測ですが、ギャンは恐らく、このタイプの両建てを否定しているのだと思います。
両建ては利益が乗った状態でやれば、色々な戦略が考えられそうです。
まずはデモトレードで検証してみるのも、いいかもしれません。
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