★ギャン理論の概要と基本的な考え方
★ギャン理論の概要と基本的な考え方
■ギャン理論とは?
ギャン理論は、ウィリアム・ギャンという人物が考えた運用ルールとテクニカル分析です。
ギャンは、24歳で投資の世界に飛び込んでからは、独自の運用ルールを構築し5000億円もの資産を築いたとされる人物。
彼は、投資する際に重要となる28つの運用ルールと、独自のテクニカル分析を考案しました。
今回は全5回を使って、ギャン理論のテクニカル分析と28の運用ルールについて解説しています。
■ギャン理論を使ったMT4のテクニカル指標ツール
ギャン理論を応用したテクニカルツールがMT4では使えます。
・ギャンライン
・ギャンファン
・ギャングリッド
この3種類のラインをチャート上に引くことができます。
これらのラインは時間と価格の比例関係、及びサイクル理論を基に描画されるしくみです。
MT4でのギャンツール設定方法は、「挿入」→「ギャン」で3種類のツールが出てきます。
この3つの中で一番よく使われるのが"ギャンファン"。
ギャンファンは、9本の扇状に広がるラインを使って、相場の勢いとサポレジを見極めるのに使います。
9本のラインの内、真ん中のラインは、「1×1」ラインと呼ばれていて、45度に引くのが正しいとされています。
MT4は、真ん中のラインの角度を操作することで、その他のラインの角度も自動で調節される仕様。
このギャンツール、実戦では漠然としていて、どうやってラインを引くのか?について色んな解釈ができてしまうので、自分で当たりをつけて引くことになります。
提案としては、ラインを引く前に、重要なチャートポイントをチェックして、そこを通るように引くのがいいかもしれません。
あまり比率・数値を難しく考える必要は無いと思います。
例えば、次の画像では、反転のブレイクポイントを、ギャンの中心ラインが通るように線を引いています。
トレンド転換後の値動きに注目。ギャンファンの各ラインが、サポレジの役目を果たしています。
このように、独自の使い方を探して試した方が機能しやすいです。
次回の記事から解説をする、"28の運用ルール"の方結構大事。
現代のトレーダーの売買ルールにも採用されている内容もありますので、ぜひ解説を参考にしてください。
■ギャンが推奨する"28の運用ルール"とは?
28の運用ルールは、ギャンが考えたと言われていますが、どうやら独学だけで編み出したものではないようです。
当時、ギャンは投資顧問業のような仕事を生業としていたことから、ウォール街で耳にしてきた投資の格言や心構えを、投資助言の一環として顧客に教えていたそうです。
それらを28箇条のルールにまとめたものが、"ギャン理論28の運用ルール"ということになります。
投資を生業とする人たちの経験が込められた"ルール"なので、時代を問わずに通じるものがある内容です。
次回の記事からは、そんなギャン理論の28の運用ルールの、各項目が意味する内容を紐解いていきます。
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