テクニカル指標「モメンタム」の使い方と応用解説
タイトル:テクニカル指標「モメンタム」の使い方と応用解説
今回は、モメンタムというテクニカル指標を紹介しています。
オシレーターの中ではATRに近い性質を持ったこの指標は、レンジ相場などの動かない環境下でなかなかの勝率を獲得することができます。
■モメンタムの基本
モメンタムは、相場の値動きのスピード(勢い)を表す、オシレーター系のテクニカル指標です。
ATRに少し近い性質があり、値動きに勢いが出るとモメンタムが上昇し、値動きの勢いが落ちるとモメンタムの数値も低下するという傾向がみられます。
■モメンタムで相場の反転ポイントを見つける
モメンタムを使う環境は、動きそうにない時期の相場がいいでしょう。
重要な材料発表を控えていないか?
相場を牽引するテーマが無いか?を確認してからポジションを建てます。
モメンタムが過去の数値よりも、明らかに高い位置で推移しているタイミングを狙って逆張りを仕掛けます。
■モメンタムが機能する相場としない相場
相場のトレンドには2種類があり、上下にうねりながら変動をしていくパターンと、ほとんど調整をつけずに一方向に変動していくパターンがあります。
その2種類のうちモメンタムは、うねりのある相場で機能しやすく、 うねりのない一方的なトレンドに捕まると負けてしまう可能性が高くなります。
仮に、うねりの無い相場に当たってしまった場合は、決められたルールに基づいてロスカットを行います。
■モメンタム実践トレード
モメンタムは、反転の多い持合い相場か、先ほど書いたようにうねりのあるトレンド環境で機能しやすくなります。
うねりのあるトレンドや、レンジ相場になりやすい環境というのは、相場を牽引する材料や重要なテーマがない時期であることが多く、モメンタムを使う場合は、その時期を狙ってトレードをします。
(※重要なテーマとは、地政学的リスクや経済懸念など、為替に影響を与える出来事などを意味しています。)
【モメンタムの弱点】
モメンタムの弱点である、一方的なトレンドが発生しやすい場面というのは、何か市場に影響のある材料やテーマが存在する相場環境です。
そういう環境下では長時間足がブレイクしやすく、長いロウソク足、もしくは連続した陽線(陰線)が出ている状態になりやすい傾向があります。
連続陽線の例
この場面では、モメンタムを参考に逆張りをすると、負けてしまう可能性が高いです。
【モメンタムの弱点であるブレイクポイント】
・長時間足のチャートの節目(サポレジなど)を抜けた年時
・新値を更新した時(久しぶりにつけた高値や安値。年初来高値・安値など)
この2つは、一方的な値幅が出やすいポイントなので、あらかじめチェックしておき、場面をスルーすることが大事です。
■まとめ
トレンド3割、非トレンド7割が、相場を構成する割合だと言われています。
一方的に動く相場というのは全体の30%しかないということです。
無理にトレンドで利益を獲得しようとせずに、あえて動かない相場で戦うのも一つの戦法ではないでしょうか?モメンタムのようなオシレーター系の指標は、正しい場面で使えばなかなかの効果を発揮しますので、ぜひ検証してみてください。
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