★FX経済指標分析のコツ
★FX経済指標分析のコツ
■FXの経済指標が与える市場心理への影響
経済指標によってざわつき始める市場心理。
その雰囲気を掴むことが"指標を読み解く"ということです。
経済指標によって影響を受けた市場参加者の心理は、為替相場にどのような値動きをもたらすのでしょう?
■経済指標の予測値で売り買いされやすい場面
経済指標には、あらかじめ公表されている予測値というものがあります。
その予測値と前回の確定値に開きがあれば、発表前に売り買いされやすい傾向があります。
市場参加者は、先回りしてポジションを買いたくなるからです。
出典:YJFX!(ヤフーファイナンス)
こういう時は、指標発表の前に売買をして、発表される直前にはすでに手仕舞っておくのが、上手くいくやり方だと思います。
■予想外の指標結果は為替市場に大きなインパクトを与える
発表された経済指標の結果が市場予想から乖離していると、市場心理に大きなインパクトを与えます。
例えば、予想以上に指標発表の結果が悪い場合。
買いポジションで上昇を待ち受けていた市場参加者は、ポジションを決済して逃げてしまうからです。
まず、利益が乗っているトレーダーは利食いをしてポジションを解消するでしょう。
その次には、含み損があるトレーダーがあきらめて損切りをしてしまいます。
サポート付近で買っている人は、「これはダメだと」決済をします。
サポートを割って下がると、逃げ遅れたポジションが一気に決済され、長い陰線のローソク足が発生します。
これは、トレンドを追いかけるタイプの手法がマッチしやすい値動きです。
■経済指標の発表前に為替相場が膠着するケース
結果を予測しにくい指標の場合は、発表前に値動きがよく膠着します。
例えば、FOMC議事録のような政策金利の発表に加えて要人発言待ちのような材料の時は、前日ぐらいから為替相場が動かなくなるケースが多いです。
結果の予想ができない場面では、市場参加者も手が出せないからでしょう。
いざ結果が発表されると、その数値が予想外であればあるほど、瞬く間にどちらかに変動します。
こういう値動きは実際取りにくいもので、事前にポジションを建てておいても上下の変動で切られてしまうことがほとんどでしょう。
結果の予想が立たない指標は、あまり相手にしない方がいい場面かもしれません。
取引通貨国の政策金利の変化は、特に注視したいポイントです。
政策金利が変わるということは国策が変わるということに近いため、市場へのインパクトも特大に。
市場参加者が期待や不安を相場に抱きやすい局面なので、大きな動きを取りに行くチャンスです。
次の記事は、経済指標発表後の動きを逆手に取る手法を紹介しました。
逆張りトレーダー向けの内容です。
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