★FXの環境認識その5~相場"カン"の養い方
★FXの環境認識その5~相場"カン"の養い方
■相場"観"と相場"勘"
相場を観る目のことを相場観と書き、相場で直感を閃かせる能力のことを相場勘と書きます。
どちらも、トレードで勝つためには大事な要素なので、時間を掛けてでも養っていかないといけません。
では、どうやれば相場観あるいは相場勘を養えるのでしょうか?その方法を紹介します。
■相場観と相場勘を鍛える方法
【過去の失敗したデータを参考にする】
過去の負けトレードのデータは、無駄にしてはいけません。
なぜ読みが外れたのか?を分析し、次のトレードに活かしましょう。
失敗のデータが経験として積み重なることで、自然と直感が閃くようになります。
いわゆる"相場勘"というもの。
"勘"というものは、「神の声」のような、超能力的なものではありません。
ある脳科学者の話によると、直感というのは、脳に収納された過去の膨大なデータが、無意識下で引き出されて発揮されるのだそうです。
ですから、その勘を発揮できるよう失敗したトレードは、必ずチャートをキャプチャーして、いつでも復習できるようにしておきましょう。
【相場のシナリオを考えるクセをつける】
相場の展開を予測して、シナリオを立てるクセをつけるといいです。
このクセがつくと、2通りの展開に絞られる場面を、自然と見つけることができるようになります。
例えば、デフォルトリスクを嫌気して、売り込まれた通貨ペアがあるとします。
この場合、これから先の展開としては、
・本当にデフォルトをしてしまう。
・デフォルトを回避する。
シンプルではありますが、この2つのシナリオを、想像できるかと思われます。
どちらのシナリオに掛けるのかは、その時のトレーダーの読み次第ですが、2通りのシナリオに絞れることで「デフォルトするか?しないか?」という、理論勝率が5割の場面で取引できるわけです。
【指数と為替を比較して監視する】
NYダウやナスダック、日経225のような全体指数の動向は、必ず毎日チェックしておくようにしましょう。
指数は、必ずしも為替の値動きと連動しているわけではありませんが、指数を日々監視するだけで、相場全体の雰囲気を掴めるようになってきます。
また、金や原油等の先物の動きも、資本移動の流れを掴むのに良い監視対象です。
【世の中の雰囲気から"きな臭さ"を感じ取る】
TVや新聞、ネットニュースなどから感じ取れる"きな臭さ"。
これを読み取れるようになると、市場参加者の心理の変化をいち早く察知できるようになります。
為替が大きく下落するのには、やはり何かしらの不安材料がメディアから発せられていることが多いので、そういう材料を見逃さないようにしましょう。
■材料の取捨択一方法
例えば、Aというポジティブな材料がありながら、同時にBというネガティブな材料も存在しているようなケース。
この両方をトレードの判断の材料に組み入れてしまうと、シナリオを立てるのがかなり難しくなります。
こういう時は、材料を取捨択一します。
最も為替相場に影響を与えそうな、インパクトの強い材料だけを選ぶわけです。
複数の材料がある中、世間から一番注目されそうなモノだけに、自分もスポットを当てていきます。
為替相場は、もっとも影響力の強い材料を背景に値動きが展開されるケースが多いので、それよりインパクトの少ない材料は、影響かき消されてしまうものです。
特に長期的に影響のありそうな材料が出ると、相場そのもののトレンドを変化させることもあるので注視しましょう。
(※長期的に影響がある材料=政策金利、地政学的リスクなどの国の政治経済に大きな影響を与える出来事。)
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