★その4:一目均衡表の応用~逆張りトレードは可能?~
今回のテーマは、これです。
逆張りというのは、相場の流れに逆らってポジションを建てるため、タイミングと見切りが非常に難しいという難点があります。
そこで今回は、一目均衡表を使った、逆張りのベストなポジションの建て方について解説してみました。
逆張り手法は、動きにくい環境下の相場を狙います。
動きにくい相場環境というのは、材料難や、特別に不安視されているような出来事や金融政策に関する変更事項が出てこない局面のことです。
そういう局面では、トレンドが出ても継続しにくく、短期間でトレンドが反転をしてしまいます。
この特性を利用して、短期トレンドを逆張りすれば勝ちやすい。
そして、さらに勝率を上げるために、一目均衡表を使ってポジションを建てるタイミングを計ります。
【順張りとは一目均衡表の使い方が違う】
順張りでは、雲や基準線、転換線が抵抗帯や支持帯になり、そこをポジションを建てるポイントとして見るのですが、逆張りの場合は、ローソク足と雲との乖離を見て判断をします。
一方的なトレンドが出ない限り、雲とローソク足が乖離をしたところが反転ポイントになる可能性が高いです。
このように、トレンドが出ても、その流れが継続しにくい相場の場合、乖離した分を巻き返すような値動きが出やすいです。
十分にレートを引きつける必要がありますが、なかなか勝率が高いトレード手法だと思います。
短期トレンドの場面が前提とはいえ、レートの進行方向に逆らってポジションを建てるので、間違った時の行動プランが大事になってきます。
例えば、短期上昇トレンドの反転を狙って売り建てる場合。
この辺りで下げ始めると思って売りポジを建てたのはいいけど、残念ながらロスカットまで逆行してしまう……。
この1回の負けで取引を停めて様子見しなければならないのに、取り返そうとして何度も売り上がって何回も負けてしまうようなケース。
逆張りの場合、ロスカット目安が分かりにくいので、こういう負け方をしないようなルール作りが重要になります。
では、どういうルールを作るべきなのか?
必要なのは、「勝つためのルールというよりも、それ以上負けないためのルール」です。
負けている時は、どれだけ粘って取引をしても負けてしまいます。
いわゆる、損切り貧乏というやつです。
そのような状況に陥らないために、「負けた時はそれ以上取引をやらないルール」を厳格に設けることが肝心かと思われます。
例えば、
・1日のうち初めのトレードで負けた時は、その日はもうポジションを建てない
・1日もしくは一定期間の最大許容損失額を〇千円、〇万円までと決めておく
など、負けている時の取引を制限するルールです。
特に逆張り手法では、ずるずると新値でポジションを建ててしまいがちになるので、強い意志を持ってルールを執行してください。
恐らく、今現在FXで勝てない人でも、"ずるずると負ける"取引が無くなれば、成績はかなり改善します。
次の記事では、一目均衡表の勝率を上げるために必要なコツを紹介したいと思います。
トレードの根底にある大事なことですので、記事の内容をぜひ一読してみてください。
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