★その2:一目均衡表の見方~6つのパーツの使い方解説!~
★その2:一目均衡表の見方~6つのパーツの使い方解説!~
■一目均衡表の6つのパーツの見方
今回の記事は、一目均衡表で表示される各パーツの解説です。
一見、複雑に絡み合っていて、分り難い指標のように感じるかもしれませんが、各パーツの見方が分かれば意外に簡単だと思います。
では、解説を見ていきましょう。
【基準線】
画像の青のライン"基準線"は、当日を含む過去〇日間の最高値と過去〇日間の最安値を足して2で割った数値の推移です。
中期的な流れを示していて、転換線との絡み方で相場の流れを分析できます。
パラメーターは、26日に設定するのが一般的。
【転換線】
赤のライン"転換線"も基準線と同じで、過去の何日間の最高値と最安値の数値を足して2で割ったもの。
ただ、基準線よりもパラメーター設定が短いです。
一般的にはパラメーターを9日で設定するのがセオリー。
基準線と転換線は、位置関係が分析する上で重要なものです。
例えば、基準線が転換線の下に位置して右肩上がりになっている時は、上昇トレンドであることを示しています。
逆の場合は、下降トレンド。
基準線と転換線が双方で絡み合っている時はレンジ相場である、という分析ができます。
移動平均線と同じ使い方ができる線です。
【先行スパン1】
先行スパン1は、基準線の平均を、26日ほど先にずらしてライン化したものです。
短中期的なトレンドを示す線として使えます。
【先行スパン2】
先行スパン2は、中長期的なトレンドを示す線として使えます。
基本的には、基準線や転換線と同じく、当過去〇日間の最高値と最安値を足して2で割った数値の推移をラインであらわしたもの。
ただ、先行スパン2は、基準線の2倍の期間設定をします。
基準線26日、転換線9日のパラメーターなら先行スパン2の設定は「52」です。
先行スパン1と先行スパン2の位置がクロスして入れ替わるポイントは、為替相場の節目になりやすいところでもあります。
【雲】
先行スパン1と先行スパン2に挟まれてできるのが"雲"です。
この雲が抵抗帯や支持帯になります。
先行スパン双方の配置が入れ替わることで雲の色が変化して、トレンドの転換を明確に示します。
基本的なパラメーター設定をまとめると、
・基準線は26日
・転換線は9日
・先行スパン1は、基準線と転換線を入力すると自動でラインが表示されます。
・先行スパン2は、52日
というのが一般的な設定数値です。
【遅行スパン】
黄色のライン"遅行スパン"は、値動きを26日間さかのぼってライン化したもの。
使い方としては、現在のレートが遅行スパンの下に位置していれば買い、遅行スパンの上に位置していれば売りというやり方が一般的なセオリーです。
基本的には、これら6つの指標のシグナルが重なった時に、ルールに基づいたポジションを建てていきます。
6つのフィルターがあると同じなので、他の単一のテクニカルツールと比べてだましが少ないのも大きなメリットでしょう。
さて、次の記事では、一目均衡表を使った順張りトレードについて解説してみました。
トレンドの流れに沿ってエントリーするのに、この一目均衡表はかなり使えます。ぜひ参考にしてみてください。
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