★その1:一目均衡表の基礎知識~押し目買いポイントを当てる指標~
★その1:一目均衡表の基礎知識~押し目買いポイントを当てる指標~
■一目均衡表の概要
押し目買いのポイントを分析するのに適しているのが、今回、解説する一目均衡表。
このテクニカル指標は、次の6つの指標を組み合わせた特殊な分析方法です。
【一目均衡表に表示される各指標】
・遅行スパン
・先行スパン1
・先行スパン2
・転換線
・基準線
・雲
一見、複雑なテクニカルツールのようですが、使いやすい分析ツールです。
ぜひ解説を参考にしていただき、一目均衡表を活用してみてください。
■一目均衡表で何が見えてくるの?
一目均衡表が示すシグナルは、レートが跳ね返るタイミングです。
先行スパン1と先行スパン2に挟まれてできる「雲」が支持帯と抵抗帯を表していて、この部分が一目均衡表の分析の決め手になります。
支持帯とは、買いオーダーが入りやすいポイントで、雲が厚いと、レートがそこで跳ね返されます。
一方、抵抗帯は売りが厚くなるポイントで、雲が厚いとそこで跳ね返されて上値が重くなります。
このように、一目均衡表で描画される「雲」が、相場の反転ポイントを当てる役割を持っているため、そのシグナルを利用した手法がマッチしやすいです。
これを利用して、押し目買いや戻し売りのタイミングを分析するのが、一目均衡表トレードのセオリーです。
■一目均衡表を使うメリット
一目均衡表を表示させることで、相場の変化をいち早く察知できます。
一目均衡表を表示させたチャートと、裸チャートを比較してみてみましょう。
まずは表示させたチャートです。
↓
微妙に指標のラインに傾きが生じているのが分かります。
ローソク足が上がる前に、この微妙な傾向に気がつければ、トレンドの初動に乗ることができるでしょう。
裸チャートで同じ場面を見ると……。
↓
上がる傾向に気が付くのが、一番右端の上がってからのローソク足が刻まれてからです。
微妙な違いですが、一目均衡表を表示した方が、トレンドの初動をいち早く掴むことができます。
ポンド円のその後の値動きです。どんどん上げていきます。
↓
普通のテクニカル指標は、パーツが一つなのに対して、一目均衡表は6つのパーツで構成されています。
そのため、それぞれをフィルターとして活用すれば、他のテクニカル指標に比べて"だまし"が少なく当てやすいツールではないでしょうか。
トレンドの初動のように微妙な変化を感覚的に捉えるには、ある程度の練習はいるかもしれませんが、結構使えます。
もし、一目均衡表の見方が分り難ければ、基準線と転換線の傾きと、雲がローソク足の上に来ているか?下に来ているか?を見るようにしてみてください。
それだけでも、ある程度の分析はできると思います。
さて、次の記事では、一目均衡表の6つのパーツについて、それぞれ詳細に説明してみました。
一つ一つのパーツの意味が分かれば、見え方が変わるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
2回目一目均衡表の見方~6つのパーツの使い方解説!~ へ続きます
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