9つの戦略

9つの戦略の作者です。2018年 目標達成!ひとつの節目になりました。ブログでは好き勝手に語ります 

フラクタル分析とは?~ローソク足1本が支配する動き~

★その1フラクタル分析とは?~ローソク足1本が支配する動き~

 

フラクタル分析の概要

 

フラクタル分析とは、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロという人物が考えた"幾何学"に関する理論を、トレードに応用した分析方法です。

 

フラクタルを日本語で言うと自己相似(じこそうじ)といいます。

これは、全体が細部と相似しているということを意味していて、FXにおいては、長時間足チャートに現れる値動きのパターンは、短時間足チャートの中にも現れる。

もしくは、長時間足の傾向が、短時間足に強い影響を与える、ということを意味しています。

 

 

相場の格言に、木を見て森を見ずという言葉があります。

これは、1つの時間枠のチャートだけ見ていると近視眼的になり、相場全体の流れが見えなくなるという意味です。

 

相場には、大きな流れが小さな流れを支配するという、基本原理のようなものがあります。

例えば、長時間足で上げている時には、短時間足でも下値が固くなり、上がりやすくなる。

 

常に相場の全体像と直近の値動きを比較しながら、トレードをしなさいという言い伝えです。

 

さて、そんなフラクタル分析ですが、これをトレードに応用したらどんなメリットがあるのでしょう?

解説していきたいと思います。

 

フラクタル分析が分かるとどうなる?

 

例えば、1時間足が一本調子で上がるような値動きをしていたとします。

こういう値動きです。

 

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このドル円1時間足には、陽線が連続して発生しています。

こういう値動きを5分足にクローズアップしてみると、次のような感じに。

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綺麗な階段を描くようにトレンドが発生しています。深い押し目もありません。

さらに、この5分足を秒単位に値動きが刻まれるティックチャートまでクローズアップすると、陽線が連続して現れているところには同じように、綺麗な階段トレンドが現れるということになります。

 

 

このように、長時間足の傾向が短時間足に影響を与えて、同じような値動きになっていくことを"フラクタル"な動きといいます。

 

フラクタル分析の活用方法

 

上で紹介した画像のように、陽線が連続して現れるタイミングで、短時間足チャートを見てタイミングを計るというやり方。

この場面は、押し目が少ないということが前提なので、"リスクを少なくリターンは多く"の損小利大のトレードができます。

 

 

短時間足でトレンドが出ても、長時間足で動く気配が無ければ、トレードはしません。

あくまでも、長時間足と短時間足チャートの様子がマッチしたところを狙っていきます。

 

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このように長時間足と短時間足を同時に監視することで、無駄な取引を絞れるメリットがあります。

 

 

次の記事では、フラクタル分析の基本原理である、チャートの時間枠の支配関係について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

フラクタル分析の応用~チャートの時間枠の支配関係~へ続く